フルーツの恵みを社会へ 子どもへ、被災地へ。松孝の取り組み

松孝は、「バナナをおいしくする私たちの仕事」と題した課外授業で子どもたちにバナナのおいしさの秘密をお伝えしています

数年にわたり、地元小学校の理科の課外授業を担当する機会をいただいています。日本に輸入される緑色をした硬いバナナを実際に口にしてもらうと、「げー」「まずい!」と驚きの声が飛びます。それをいつも食べている黄色くておいしいバナナにするにはどういう仕事が必要なのか、わかりやすくご説明しています。食育としての意義はもちろん、産地や流通、追熟の仕組みを学ぶことで、理科のみならず地理や社会などにも興味が膨らむ内容です。子どもたちの質問は鋭く、「バナナはなぜ曲がっているの?」という答えに窮する難問や、「おいしいバナナはどうやって見分けるの?」という実用的な問いまでバラエティー豊かです。

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「がんばろう日本!」野菜やフルーツで東日本大震災の被災地を応援します。

野菜やフルーツに「がんばろう日本!」のシールを貼付し、1枚につき3円を、公益財団法人東日本大震災復興支援財団を通じて被災地に寄付しています。震災直後から市場の仲卸で協力して支援物資を届けたり、現地にも足を運んだりしつつ、自分たちになにができるかを考え、この活動を立ち上げました。地震、津波、原発事故、風評被害の影響を受けた東日本の被災地は、これまで私たちの食生活を支えてくれていました。取り組みにご理解をいただき、被災地の復興を願い、毎日の生活に欠かせない野菜やフルーツを食べながら、ご一緒に応援していただけたらと願っています。

がんばろう日本!「食」オフィシャルサイト

地元の中学生たちに、フルーツの仕事にチャレンジしてもらっています

地元の中学校からの職場体験を受け入れています。もう10年以上、毎年中学生が弊社を訪れ、バナナをビニール袋に詰めたり、フルーツの選別をしたりと、数日間にわたって仕事に精を出しています。今まで食べたことのない外国のフルーツの試食では歓声が上がり、フルーツの入ったケースを運ぶ作業では重さに悲鳴が漏れることも。最初はフルーツの袋詰めに手間取っていた生徒も数を重ねるほどに上手になるのを見ると、手取り足取り教えた社員たちもうれしい気持ちになります。まずは挨拶をきちんとすることなど、仕事の基本からお伝えし、労働の大変さと素晴らしさを感じてもらえたらと思っています。

フルーツの流通を体験
Banana!