「皮をむくのが面倒くさい」「手が汚れる」。
フルーツファン拡大を目指す私たちにとって、消費者心理はなかなか手ごわいです。
それなら、と包丁を使わずにパクッと食べられる芯抜き、八等分、しかも二つの品種を合わせた「カットリンゴ」をドール社が開発しました。
普通のリンゴだと切ってしばらくすると茶色く「褐変」するのですが、それを予防する技術もあって切りたて感が残っているのがウリのようです。
根っからの果物屋としては、生のリンゴにかぶりつくのが一番だと思いますが、食べてもらうために工夫した商品だと感心しました。
