
リンゴの産地視察で、ニュージーランドに行ってきました。
日本のリンゴは秋に収穫したものを貯蔵して一年中食べますが、南半球のNZは季節が逆。
"旬"の収穫したてのフレッシュな美味しさで、ここ数年、人気のアイテムです。
国産品保護を背景に、外国に無理難題の輸出規制をかけていく日本は、NZリンゴのシェア2%にすぎません。
「日本向け特選」で良いものを作ってほしい、なんて思っているのはこっちだけの感覚で、産地サイドはもっとボリュームが期待できて、価格も高い国を優先しています。
それでも、日本人が美味しくて価値があるものは、しっかりと評価するということは理解されているので、リンゴの"旬"の美味しさが認められるマーケットができるといいな、と思ってます。