
世界のアボカド生産量の7割を収穫しているメキシコ。
なかでも古くからの栽培エリアで知られるミチョアカン州ウルアパンを訪れました。
目的のひとつだった「ビオ・アボカド」の園地訪問。
慣行栽培とちがって、化学合成の肥料や農薬を使わず、
害虫は益虫で駆除したり、収穫までの日数も余計にかかるということです。
土壌はアボカドの枯葉や落ちたフルーツも手伝って、とても柔らかく、
虫もいっぱいいて、自然なままに実っているのが他の園地と比べても顕著でした。
フィールドマネージャーのアグスティン・アロヨさんは、
「栽培に手間はかかるけど、安全はもちろん、味もおいしいよ」
と自信をもって話してくれました。