
アボカドは好きだけど、いつ食べたらいいか分からなく"不安"
恐る恐る切ってみたら、中が黒くなっていたり、ガチガチで硬くて食べられなくて"不満"
まるで爆弾ゲームのように、食べることを楽しみにしているお客さまにリスクを横流ししているのが、多くのアボカドです。
食べごろにするためには、バナナのように、エチレンで食べごろに追熟することが絶対に必要です。
これはお店もお客さまもできないのですから供給させていただく業者がやるべき仕事。
さらに、最近は原料の悪いものが多く流入しています。
同じメキシコ産でも、まだ切り替えるべきではない新モノの産地。
水っぽいカリフォルニア産、安さを求めてペルー産などなど。
お店は仕入れている業者が正しい原料で用意しているか比較するのは難しい。
買い物に来られたお客さまが、良いアボカドに辿り着くのは奇跡に近い...。
フルーツへの信頼を高めて、美味しいから、また買おう!というメカニズムにならない限り、マーケットは広がりません。
味・品質の良いものを届けることが、フルーツの仕事に携わる人たちの使命ではないでしょうか。